シロアリ駆除の薬剤によるアレルギー


シロアリ駆除の薬剤によるアレルギーですが、現在も強力な成分が使われているのでしょうか。

1980年前後で使われていた「クロルデン」という薬剤は非常に強力な薬剤で、一度この薬剤で駆除をするともう二度とシロアリ対策は不要とまで言われていました。

ですが1986年にこのクロルデンは第一種特定化学物質に認定されそれからは使えなくなってしまいました。


次に出てきたのが有機リン系のクロルピリホスという薬剤ですが、これも殺虫能力自体はとても強力だったのですが、1997年にシックハウス症候群の一因となっていると多きく取り上げられるようになってからは下火になり、2003年には建築基準法の改定で完全に使えなくなりました。


このようにシロアリの薬剤の歴史は強力なものを探してきては規制がかかるの繰り返しでしたが、最近はちょっと事情が違います。

というのもしろあり対策協会という組織が今はシロアリ駆除薬剤をの安全性を調べて管理しており、薬剤メーカーはここに認証をもらい、駆除業者は好きな薬剤を認定されている者から買うと言う流れになっています。


現在の薬剤の保証期間は5年になりました。

クロルデンなどは一生駆除が必要ないと言われていたのに、今はたった5年です。

この意味は人体や環境にやさしい薬剤が使われるようになったということです。

それだけ効果は短くはなってしまいますが、同時にアレルギーなどの健康被害を訴える件数も確実に減ってきています。


ただしアレルギーはやはりこわい症状なので、事前に使う薬剤について業者と相談したり、同じようにアレルギーの被害報告がないかを消費者センターなどに問い合わせてみてくださいね。

薬剤のにおいについては以下過去記事をご覧ください。

シロアリ駆除の薬剤の臭いは?



シロアリ駆除の薬剤の臭いは? 


シロアリ駆除の薬剤の臭いが強烈と聞いたのですが・・・

とよくお客様からご質問をいただきます。

結論から言いますと最近のシロアリ駆除に使われている薬剤のほとんどは希釈倍率を200倍などにして薄めていますので、ほとんど臭いが出ることはありません

そのため、シロアリ駆除で臭い被害を訴える件数も10~20年前に比べるとかなり減ってきています。


しかしながら、あまりにもシロアリの被害が酷い場合、それだけたくさん薬剤を撒かないと行けなくなってしまいます。

この場合、薬剤の量が増えるだけその分臭いのリスクも高まるのも事実です

また、シロアリ駆除に油剤を使う場合がありますが、ほとんど灯油と同じ成分の油に溶かして薬剤を散布するので、そのあたりが油臭くなります。

一週間ほどでこの臭いは消えますが、ご近所への配慮が大事になります。


心配であればシロアリ駆除業者に事前に臭いについて確認をして、臭いのであればご近所へのごあいさつ回りを済ませておいた方が良いですね。


またシロアリ駆除の薬剤の子供への影響については「シロアリ駆除の薬剤で子供は?」をご覧ください。

シロアリ駆除の薬剤で子供は?


シロアリ駆除の薬剤で子供にはどのような影響があるのでしょうか。

シックハウス症候群などの心配もあることから、とくにお子さんがいるご家庭では心配だと思います。


実際、20年以上前の薬剤の場合、散布した後にアレルギー反応がでたなどの苦情が消費者センターに毎年来ていたそうです。


ですが、現在は薬剤メーカーもそのような散布後の影響に着目し、子供や赤ちゃん、ペットへの影響を考えてタバコや防虫菊などの天然油彩の成分から薬剤を作っているところが多いです

さらにその薬剤は蒸気圧も抑えられていて、ほとんど空気中に蒸発しないので薬剤を塗布したところにだけ留まるようにできています。

もちろん薬剤の種類にもよるので散布前に業者さんに十分に相談をしてほしいのですが、10年以上も前から薬剤メーカーが積極的に研究開発をしたおかげでここ最近の薬剤は子供への影響が減ってきているのが現状です。



ですが、どうしても心配な方は散布した当日から数日間、換気をしっかりと行ってください

散布したあたりにはあまり近づかないようにして、かつ机の上に食べ物やお皿を置きっぱなしにしないでこまめにしまうようにしてください。

これだけでも子供へのリスクをかなり減らすことができます。


ちなみにシロアリ駆除業者で悪徳な事業所の特徴を知りたい方は過去記事「シロアリ駆除の営業の手口」をご覧ください。

シロアリ駆除でゴキブリへの効果は?


シロアリ駆除のゴキブリへの効果はあるのでしょうか。

結論から言いますと、床下のゴキブリにのみ駆除ができますが、それ以外の外から飛んできたゴキブリや建物内にいるゴキブリは駆除できません


この理由ですが、シロアリの薬剤が改善され続けていたからになります。

今から10年以上前のシロアリ駆除に用いた薬剤であれば建物内のゴキブリも駆除することができました。

この理由は散布した薬剤が床下だけではなく建物の中にまって入ってくることがよくあったからです。



ですが最近の薬は人間やペットへの影響を最小限に抑えることができており、散布後に建物の中に入っていくことも極力無くなってきています。

そのため、建物内のゴキブリには効果がなくなったんですね。



また、ゴキブリは外部から飛んでくることも多々あります。

このようなゴキブリにはどうしても床下でまいた薬剤が効くことはありません。


このような背景からシロアリ駆除と同時にゴキブリまで駆除されることが無くなってきました。

以上、シロアリ駆除でゴキブリも駆除される?についてでした。


シロアリ駆除 薬剤


シロアリ駆除の薬剤はホームセンターに行くとたくさん置かれていて、どれを選べばいいのか分かりづらいです。

ですが、シロアリ駆除の薬剤を選ぶ際に重要な3つのポイントがあるんです。

①忌避性がない

まずはこの忌避性がないものを選びたいですね。

シロアリがむしろ好むような性質の薬剤を選ぶことでシロアリにその薬剤を巣まで運ばせることができます。

②遅効性

薬剤をかけてすぐに死ぬようではシロアリ駆除の面から全く意味がありません。

シロアリは巣にたくさんの個体が生息しているので、効果は後からじわじわと効いてくるような遅効性のものを選び、巣まではシロアリの体内に残るようなものを選びましょう。

③伝播性

伝播性がある薬剤とは、効果が巣にいる他のシロアリにも発揮されるタイプのものです。

この伝播性があることで、薬剤を食べたシロアリが巣に帰ってその後に全滅へと追い込むことが可能です。



以上の3つのポイントに気をつけて選ぶと良いと思います。

即効性のある薬剤をまくとシロアリがリスクを避けるために移動をして、別の部分でコロニーを形成してしまうのでご注意ください。

以上、シロアリ駆除の薬剤についてでした。